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矢木 雅敏; 伊藤 公孝; 伊藤 早苗*; 福山 淳*; 安積 正史
Phys. Fluids B, 5(10), p.3702 - 3711, 1993/10
被引用回数:33 パーセンタイル:68.5(Physics, Fluids & Plasmas)電子粘性による電流拡散効果により引き起こされる新しい不安定性-電流拡散バルーニングモードを見出した。このモードは、電子の熱伝導係数及びイオンの粘性により安定化される。これらの効果のバランスにより定常乱流状態が維持され、それにともなって異常輸送が引き起こされると考えられる。バルーニング変換を用いて固有モード方程式を導き、マージナル安定条件の考え方に基づいて異常輸送係数を評価した。異常輸送係数は、パラメータ/及び/で書かれることがわかった。ここではイオンの粘性係数、は電子の熱伝導係数、は電流拡散係数である。モードが静電的振舞いをする時、/からはスキンスケールが現われ、/はオーダ1となる。この新しい異常輸送係数が大河により導出されたモデルのパラメータ依存性によく似た依存性を持つこと及び大河モデルで説明できないLモードの電流依存性をも説明できることが見出された。
矢木 雅敏; 伊藤 公孝; 伊藤 早苗*; 福山 淳*; 安積 正史
NIFS-216, 50 Pages, 1993/04
電子粘性による電流拡散効果により引き起こされる新しい不安定性-電流拡散バルーニングモードを見出した。このモードは、電子の熱伝導係数及びイオンの粘性により安定化される。これらの効果のバランスにより定常乱流状態が維持され、それにともなって異常輸送が引き起こされると考えられる。バルーニング変換を用いて固有モード方程式を導き、マージナル安定条件の考え方に基づいて異常輸送係数を評価した。異常輸送係数は、パラメータ/及び/で書かれることがわかった。ここではイオンの粘性係数、は電子の熱伝導係数、は電流拡散係数である。モードが静電的振舞いをする時、/からはスキンスケールが現われ、/はオーダ1となる。この新しい異常輸送係数が大河により導出されたモデルのパラメータ依存性によく似た依存性を持つこと及び大河モデルで説明できないLモードの電流依存性をも説明できることが見出された。
栗田 源一; 安積 正史; 津田 孝
Journal of the Physical Society of Japan, 62(2), p.524 - 535, 1993/02
被引用回数:4 パーセンタイル:43.65(Physics, Multidisciplinary)トカマクの鋸歯状崩壊現象に於ける、磁力線の乱雑化によって引越された異常電子粘性及び異常イオン粘性の効果が、径方向の単純増加関数である安全係数をもつ平衡に対して、簡約化された抵抗性MHD方程式を解くことによって調べられた。摂動がある振幅を越えて成長すると、最も不安定なモードは、純粋な抵抗性モードから、異常電子粘性によって引越されるモードにかわり、いくつかの実験で観測され、「磁気トリガー」として知られているように急激な成長率の増加を示す。その後成長率は、異常イオン粘性によって減少させられる。鋸歯状崩壊の時間は、異常電子粘性による暴発的成長にも拘らず、引延ばされる。しかしながら、それは、異常イオン粘性の効果によって、完全に安定化されることはない。